2013年4月19日金曜日

立体図形の構成

 積み木遊びの話をしてきましたが、ただ積み木を積み上げたり、何かを作って遊んでればそれでいいのでしょうか。

 実際の試験問題では紙の上に図形が描かれています。
その図形を使った問題、例えば、絵をみて積み木が何個あるかを問う問題があります。

積み木は何個ありますか?
この問題では、見えている積み木に加えて隠れているものも含め、全体でいくつの積み木が積んであるのかを考えなければいけません。ここで大切なことが二点あります。

 一点ははこの絵で描かれた図形を立体としてイメージできるかということ。
これは、立方体つみ木を中心にして、隠れているものも含めて、全体でつみ木がいくつ積んであるかを考える課題です。このつみ木の数を考えていく上でポイントになるのは、平面に描かれた図形を立体としてイメージできるかという点と、隠れているつみ木をきちんと数えられるかどうかという点です。
初めて積み木を組んだ絵を見たとき、ただの平面の絵、もしくはひし形の組み合わせ模様にしか見えない場合が少なくありません。一個の立方体の絵を見ながら、真似をして置くことから始めて、だんだん平面図が立体図に見えてくるようになります。

 もう一点は隠れている積み木も数えることができるかどうかということです。
これらを簡単にできるようにするには、平面から立体をイメージすることを練習する必要があると思います。

練習の方法はいろいろあるかもしれませんが、「考える塾Kj」幼児教室からの提案はまたの機会に。



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