2013年4月16日火曜日

自然界のことに興味を持つきっかけになる絵本

毎日が暖かくなりました。
散歩をするのが楽しい季節です。
子供と歩くと、背の低い子供の視点で大人と違ったものを発見するので、面白いです。

暖かくなるとアリも活動を始めます。
アリが世界を見たらどう見えるのか。
アリの視点で撮った写真がいっぱいの絵本があります。
アリからみると (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)
小学校の課題図書になったこともありますが、文字が少なく、写真集のようです。
見方を変えると同じはずのものも違って見えるものなんだなあ。こどもはどうやって物を見ているのかなあ。と、ちょっと考えるきっかけになるかもしれない絵本です。

もう一冊紹介したいのはとても懐かしい本です。

じめんのうえとじめんのした (福音館のかがくのほん)
日本での初版が1968年です。どおりでちょっと懐かしい感じの表紙です。
名前を聞いただけでは思い出すことができませんでしたが、この表紙をみて、子供のころに読んだことがあることを思い出しました。

絵本の巻末解説には以下のように書いてあります。
『…地球上には驚くほどたくさんの生物(植物・動物・微生物)がおり、種類ごとに、いろいろな場所で、さまざまな生活をしながら生きています。そして、それぞれの種類の生物は、太陽や空気や水や他の生物と一連の深いつながりをもちながら生活しています。自然界はこの生物どうし、生物と無生物の有機的なつながりをとおして。絶えず変化しながらも、ある平衡が保たれているのです。(早稲田大学教授 大島康行 この絵本の巻末解説より)』
大人ならこれをさらっと読んで理解できますが、子供に説明するにはちょっと難しい。

でもこの絵本は、動植物の地上と地下の様子がシンプルに描かれていて、子供に理解しやすく、自然界の関係に興味を持たせることができます。

こういった絵本と散歩をきっかけに、身近なところから、動植物や昆虫などに興味を持つと、今まで以上に世界が広がりますよね。


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